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物流ニュース
まだまだ狭い「女性活躍の場」
2017年11月18日
近畿2府4県に本社を置く大企業と中小企業3805社を対象に行われた女性登用に対する意識調査で、女性社長の会社では、役員に占める女性比率が38.0%だったのに対し、男性社長の会社ではわずか8.5%にとどまったことが明らかとなった。
女性の管理職比率では、女性社長の会社では21.8%に対し男性社長の会社が5.8%と低かった。女性の管理職がいない企業は51.8%で、業種別では、運輸業における女性管理職の割合は5.4%に満たなかった。
女性活躍のためには、まずは女性管理職を増やすことで、潜在している女性の労働者を顕在化させる、つまり働く女性を見つけやすくする必要がある。近畿圏内の事業者で活躍する管理職の女性は「女性活躍が叫ばれているからと、無理に女性を管理職に登用すべきではない。男性と同じ土俵で評価し、本当に会社のかじ取りを任せられる人に、しかるべきポジションを与えることで、周囲の社員にも刺激になる」
元々は男性だけの会社だったが、女性に入ってもらいやすいようトイレなどの問題を解決し、女性ドライバーを増やす企業もある。また、女性専用の採用ホームページを作成して、先輩女性社員の活躍の様子を知ることができる企業などの取り組みは広がっている。この記事へのコメント
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