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物流ニュース
JILS 16年度物流システム機器の生産出荷統計
2017年10月26日
日本ロジスティクスシステム協会(JILS、遠藤信博会長)は9月、2016年度の「物流システム機器生産出荷統計」をまとめ、概要版を発表した。
今回の調査は2016年4月~2017年3月の実績を集計。
2016年度のフォークリフトの国内販売実績は7万8573台で、139億2800万円。輸出販売実績は3万2381台(販売金額は未調査)。パレットの清算数量は6372万枚で前年比8%増、出荷額は1942億円。
物流システム機器の総売上額は4625億9400万円で、前年より414億2700万円(9.8%)増、売上件数も1万3076件増加し13万6861件となった。売上金額を領域別にみると海外向け2.6%増加し、クリーンルーム向けも0.3%微増。業種別でも「電機・精密機器」に対する売り上げ比率が依然として高水準で、「その他製造」「卸・小売」「食品・医薬等」と続いている。また「通信販売」への売上は115億6900万円で、総売上金額の約2・5%を占めている。
各機種の売上額の動向では、自動倉庫は全体の売上金額が996億6700万円で、前年比4.2%減。回転・移動棚も前年度より10%減少。一方、売上額の前年比では台車系は16.9%の増加、コンベア系も13.7%増、仕分け・ピッキング系も8.6%増えている。また、棚も7.1%増、パレタイザ・デパレタイザも21%増で、垂直搬送機は0.7%ながら微増となった。コンピュータ全体の売上金額も11.1%前年比増となっている。
◎関連リンク→ 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会この記事へのコメント
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