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物流ニュース
福山通運 25mダブル連結トラックを運行
2017年11月8日
福山通運(小丸成洋社長、広島県福山市)は10月16日、名古屋営業所(愛知県北名古屋市)で、日本初となる車両全長25m(最大積載量24トン)のフルトレーラ「ダブル連結トラック」の出発式を実施。北名古屋市と静岡県裾野市間で運行実験を開始した。
同社では、従来から「輸送モードの多様化」とともに、CO2排出量の削減による地球環境負荷の低減、ドライバーの労働環境改善による人材確保に取り組んできた。今年3月から国交省の「ダブル連結トラック実験」に参画。車両全長21mのバン型フルトレーラで北名古屋市と裾野市間で走行実験を行ってきた。
ダブル連結トラックは、いすゞ自動車及び日本トレクスと開発。他社に先駆けて運行を開始する。小丸社長は「実証実験を行う中で、25mの開発を進めてきた。ダブル連結トラックの導入により、労働力不足の解消、幹線輸送の効率化や生産性の向上を進めていきたい」と述べた。
今後、名古屋支店と裾野市間の新東名高速道路を通るルートで、1週間に3往復する。また同社では、ダブル連結トラックを運転する有資格者(牽引免許保有者)は1300人以上(8月現在)が在籍。運行における自社便化を推進している同社ならではの優位性を生かしたいとしている。
◎関連リンク→ 福山通運株式会社この記事へのコメント
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