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物流ニュース
誠幸運輸倉庫 ユーチューブを活用、誇り持ってもらいたい
2018年1月19日
「ドライバーに誇りを持ってもらいたい」との思いから、誠幸運輸倉庫(澤田隆久社長、大阪市西淀川区)ではユーチューブを活用しての会社紹介や、ドライバーのPRに取り組んでいる。さらに、被災地にドライバーから募った心のこもった支援物資を届けるなど社会貢献活動も積極的に進めている。
「ドライバーという職業は縁の下の力持ちだが、実際は世間からネガティブで暗いイメージばかり持たれていて、適正に評価されているとは言い切れない。お客さんの荷物を無事に届けても、『当然のこと』と思われるだけ。それではモチベーションを維持することは難しい」と澤田社長。「自らの仕事を卑下することなく、楽しく働けるような業界にしたい。暗いところばかりでなく、他の業種に負けず頑張っている業界であるということを知ってもらうため、色々と発信していきたい」と、制作プロデューサーのバンディ石田氏の協力を得ながら、さまざまなイメージ向上への取り組みを企画している。
ユーチューブでのPR活動は、インタビュアー(石田氏)が同社のドライバーに業務内容や目標、やりがいなどを聞き、それをインターネット上で公開するというもの。「誠幸運輸倉庫のドライバーの皆さんは、積極的に明るくインタビューに応じてくれている」と石田氏。また、タレントを起用しての会社紹介の動画や、会社のイメージソングも制作し、それらもユーチューブで公開している。「物流の仕事にプライドを持てるよう、少しでもお手伝いできれば」と石田氏は話している。
一方、今夏に九州北部を襲った集中豪雨によって被災した方々に対して、支援物資を送り届けるという社会貢献活動も継続している同社。荷主の福岡営業所に勤務する人の実家が土砂で埋もれてしまい、仮設住宅での生活を余儀なくされているという話を聞いたのがきっかけで、「被災された方々のために、社員が家から衣類関係やファンヒーター、子ども向けの玩具、台所用品などの生活物資を持ち寄って、トラックに積んで、これまでに3回届けている。できる範囲で続けていきたい」と澤田社長。
「これらの取り組みを通して、ドライバーが世間から認められる存在となり、モチベーションアップにつながれば」と意気込みを語る。
◎関連リンク→ 誠幸運輸倉庫株式会社
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