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物流ニュース
日本GLP 「GLP小牧II」が完成、満床の見込み
2018年2月20日
日本GLPが愛知県小牧市で建設していたマルチテナント型物流施設「GLP小牧II」が完成し、2月7日に現地で竣工式が行われた。
同施設は最大4社の入居に対応するが、すでにサッポログループ物流(東京都渋谷区)、K・s物流(小牧市)、ビーイングホールディングス(石川県金沢市)傘下のコラビスと3社の利用が決定しており、残る1社の枠も固まりつつあることから、竣工早々に満床稼働となる見込み。
L字型の建物を東側A区画と西側B・C・D区画の大きく2エリアに分け、東側A区画は低床片面バース、3層構造で西側は高床両面バースを3分割し、1階を含めた2層使いとする。これにより、入出庫の利便性を確保し、上層階のワンフロアオペレーションに配慮する。
立地する小牧市は中部地方の物流要衝地で、名神高速道路、東名高速道路の小牧ICから2キロと近い。名古屋近郊の市内配送、中部全体の広域配送拠点として活用できる。周辺は名古屋市のベッドタウンが複数あることから、雇用を確保しやすい点もメリット。
小牧エリアは南海トラフ巨大地震の影響の少ないエリアと想定されており、強固な地盤上にある。地震に対する総合的なBCP対策として、施設内に地震計を設置、リアルタイムで加速度をモニタリングできるシステムを採用している。
式で帖佐義之社長は「中部地方の物流ニーズに沿うため、このエリアに少なかった小割対応可能なスペースや低床バースを提供し、最適な立地で高い物流効率性を実現した」と話した。
施設概要は次の通り。敷地面積1万7518平方m、延べ床面積3万6449平方m。構造は鉄骨造り。竣工は2018年1月。
◎関連リンク→ 日本GLP株式会社
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