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物流ニュース
釧路貨物自動車 ヒーター導入は必需投資、荷主の要請がきっかけ
2018年3月29日
釧路貨物自動車(工藤靖雄社長、北海道釧路郡釧路町)は昭和26年9月設立で、社歴67年の運送会社である。牛乳、石油のほか車両の運搬も取り扱い、大型車24台をはじめ中型、小型のトラックだけでなく、トラクタ60台、トレーラシャシー94台も保有しており、厳しい冬に備え、アイドリング・ストップした状態でも使えるヒーターも84台に導入している。
「アイドリング・ストップ・ヒーターの導入きっかけは荷主からの要請」と話すのは、同社車両部の柴崎隆志課長。「北海道で冬場にエンジンを止めたらドライバーは寒くてつらい。そこでアイドリング・ストップ・ヒーターを導入したが、点検などの際、本体を外さなければならないタイプのメーカー製だったので、点検・修理のたびに車を止めなくてはいけなかった。その後、取引のあった千代田電装から、エバス・ミクニのアイドリング・ストップ・ヒーターは部分的に外すだけで修理も点検もできると聞き、変更した。現在では50台まで入れ替えが進んでいる」という。
「車両部としても車をほとんど止めずに点検・修理ができるようになったことは大きい。ドライバーもエンジンを止めても使えて、温度設定もできるヒーターが入ってからは車両内での宿泊も苦痛で無くなったと好評」と説明する。「寒いなか体を固くして長時間過ごすことは精神的にも健康管理の点でも良くないので必需の投資とも言える。ただ、エンジンを止める分、燃料代も削減できるし、環境にも良いから」と語る。
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