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物流ニュース
セブンイレブン 配送車両の燃料にBDF使用
2018年4月15日
セブン─イレブン・ジャパンは3月23日、愛媛県が取り組んでいる地域のバイオマス資源「使用済み天ぷら油」を原料としたバイオディーゼル燃料(BDF)を利用する取り組みに賛同し、同日から県内のセブン─イレブン店舗へ配送する米飯・チルド全ての配送車両の燃料としてBDFを使用する実証実験を開始すると発表。
今回、実証実験に用いるBDFは、同県内の家庭から回収された「使用済み天ぷら油」に加え、セブン─イレブンの店内(県内99店舗)で揚げ物惣菜を調理した後の食用油、及び弁当や惣菜などを製造する専用工場で使用した食用油を原料にしている。これにより、使用するBDFは月間2万Lを予定し、配送によるCO2の排出削減量は月間約2590kg・CO2を見込む。
同社は、「今後も愛媛県と協力し、使用済み食用油の燃料化に継続的に取り組み、循環型社会の実現に貢献する」としている。
なお、今回の取り組みに対してダイキアクシスがセブン─イレブン及び専用工場からの使用済み食用油を回収し、BDFを精製、配送車両への給油、エスアイシステムはBDFを燃料とし、セブン─イレブン各店舗へ米飯・チルド商品を配送、いすゞ自動車はBDF使用車両のメンテナンスを、それぞれ担当している。
◎関連リンク→ 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
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