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    ダイナム モーダルシフトで効率化、環境問題にも配慮

    2018年6月26日

     
     
     

    トラックドライバーの不足やCO2排出量抑制の観点から、モーダルシフトの推進事業が進められている。行政だけでなく、輸送コストや環境問題対策の面でも企業から注目が集まっている。パチンコホールを全国にチェーン展開しているダイナム(藤本達司社長、東京都荒川区)も、環境問題対策や輸送の安定といった観点からモーダルシフトに注目している企業の一つ。2018年3月29日から4月6日にかけ遊技台の物流センター間移動において、鉄道コンテナ輸送を実施した。今回は同社がモーダルシフトを実現するまでの奮闘と、今後の展開に迫った。

    同社の物流センターは全国に16か所。モーダルシフト以外でも効率化に向けた取り組みは行われており、店舗搬入する上で、あらかじめ物流センターで機材確認など作業の一部を負担するなど、搬入作業の効率化にも役立てられている。他にも遊技台用として同社独自にカーゴを作製し混載することで輸送の効率化も行われている。こうした取り組みの効果もあり倉庫内作業の負担も軽減。人材の定着効果も見られているほか、荷待ち時間の減少に効果をあげている。

    そんな同社のモーダルシフト導入の経緯について物流部の霍川浩志氏は「ある程度の距離があり、幹線輸送が無い場所同士では負担が大きく、センター間での移動が困難なところがあった。輸送を依頼している大手物流事業者からのアドバイスもあり、依頼することとなった」と話す。また併せて「物流業界のトラックドライバー不足など輸送の危機に関する知らせも聞くようになり、今回の鉄道輸送もトラックだけに頼らない輸送網を整備する必要があると考えたところがある」とも話す。

    しかし、鉄道輸送も簡単には実現できなかった。特にネックとなったのが遊技機器の安全保障。精密機械でもある商品の破損は何としても防がなければならず、同社内では梱包方法の他に、床に耐震素材を敷くなどアイデアを出し合い、安全と取り扱いやすさを両立させるためのマテハンを開発した。こうした努力を経て現在は、エアを入れてクッションとなるマテハンで周りを被って固定し、機器同士の衝突事故を防止した上、パレット積みも可能となっている。

    こうした努力の成果もあってコンテナ輸送を用いた部分では金額ベースで48%分の効率化。CO2もトン数ベースで2.86トンキロから0.31トンキロまで削減。霍川氏は、「取れる手段、組み合わせもできて、楽しくなってきた部分もある。会社と輸送に携わる人々へ貢献できる開発と戦略を練っていくことができれば」と話す。

    ◎関連リンク→ 株式会社ダイナム

     
     
     
     
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