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物流ニュース
大型LNGの出発式 エネフリ南港天然ガススタンドで
2018年6月5日
大阪市住之江区のエネフリ南港天然ガススタンドで6月1日、LNGスタンドの開所式及び大型LNGトラックの出発式が行われた。これは、環境省事業「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」で開発された大型LNGトラック、LNGスタンドを使用して行われるもので、日本で初めての大型LNGトラックの本格的な公道走行実証がスタートする。
環境省のCO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業として、いすゞ自動車、シェルジャパン、環境優良車普及機構は平成28年度から同30年度までの3年間の予定で、「大型LNGトラック及び、最適燃料充填インフラの開発・実証事業」を実施してきた。具体的な事業内容は、航続距離1000キロ以上を実現する大型LNGトラックの開発を行うとともに、燃料充填インフラとなるLNGスタンドを構築し、主に東京・大阪間での高速走行を主体とした運送事業者による公道走行実証を行うもの。同事業で開発した大型LNGトラックは、1000キロ以上の航続距離を確保するとともに、高速走行で最新のディーゼル重量車燃費基準からCO2排出量を10%程度削減することが可能となる。
◎関連リンク→ 環境省
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