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物流ニュース
テクノ自動車学校 就活を支援、生徒と企業の架け橋に
2018年7月25日
【広島】テクノ自動車学校(竹内勝博社長、安芸郡熊野町)は校内にある待ち合いルームの一角に、ドライバーの求人票が掲示できるスペースを設けることで中型、大型などの運転免許を取得した卒業生の就職を支援している。
全種類の運転免許が取得できる教習所は県内に3校あるが、同校はそのうちの一つ。大型免許を取得した生徒からの要望をきっかけに始めたもので、利用者サービスの一環として10年にわたって取り組んでいる。
常時20社ほどが並ぶ求人票は各企業の手作りで、少しでも目に止まるような工夫が凝らされている。生徒が欲しがる情報を載せるように、竹内社長がアドバイスすることもあるという。
内容は1か月ごとに更新し、生きた情報を提供することも忘れない。県外の企業や、同校の利用実績などにかかわらず、求人票だけを持ち込む企業も快く受け入れてきた。生徒自身が企業と直接やり取りするために就職の実績は不明というが、サービスは好評だ。「過去には自ら『テクノ自動車学校の推薦で来ました』と、積極的に自分を売り込む生徒もいた」(同社長)と笑う。
一方、「高校生でも準中型免許が取れるという選択肢があることを、教師が教えていないことが残念」と話す。そうした事情も踏まえ、自動車教習所という立場を生かしながら「生徒がトラックに乗りたいと思うきっかけ作りをしたい。物流業界で働きたいと考える子供を育てられたら」と考えている。
◎関連リンク→ テクノ自動車学校
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