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物流ニュース
日本機械産業 保管期間は半月契約から、天井クレーン付「シェア倉庫」
2018年7月26日
保証金がかからず大型の天井クレーンが使用できる「シェア倉庫」を運営する日本機械産業(松岡豊和社長、大阪府八尾市)。
同社は、600坪倉庫を4坪(縦3.3m×横3.3m)ごとに白線で区切り、1区切り単位で借りられるようにしている。大型の天井クレーンも完備しているほか、倉庫の高さは床からクレーンまでが8mあり、高さを気にせずに大きな荷物の保管が可能。同社は、荷物の管理と監視だけで、基本的に入出庫は契約した顧客がする仕組みになっている。
営業担当の泉昌英氏は「一昔前は自社倉庫を持ち、事業を広げているところも多かったが、先行き不透明な中で仕事の保証もなく、倉庫を持つところが減ってきている。急な取引先の要望にも応えられる便利な倉庫として活用していただきたい」と説明する。
同社は、もともとクレーンの製造業を手掛けていたが、約30年前に当時では珍しいスペースを共有する倉庫業に方向転換した。
現在、保管している商品(危険物、食品関係は保管不可)は重量物以外にも保管しているほか、最近では地方からの中継地点として使用されている。倉庫内には200V、100Vの電源もあり、商品の試運転なども可能。「倉庫を持たないメーカーが増えている中でスペースの確保が難しくなっている。そんな困ったときに検討してもらえれば」と話す。
保管期間は、半月契約から可能で保管料は、1区画半月2万2000円、1か月4万4000円(保管場所により、料金が異なる)。倉庫前の侵入道路も8mあり、大型車などの出入りも可能。「契約も半月で更新しているので、安心して使用していただきたい。時代のニーズに合った貸し方で困ったときに役立ててほしい」と語る。
◎関連リンク→ 日本機械産業株式会社
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