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    ダイセー倉庫運輸 ジップ東京開所式、情報のハブ拠点に

    2018年6月23日

     
     
     

    【東京】中部地区を中心に、ポリマー製品に特化した輸送を40年以上手がけてきたダイセー倉庫運輸(𠮷田憲三社長、愛知県小牧市)は6月22日、東京・上野にJUST INFORMATION PLAZA東京(ジップ東京)を開所し、開所式を開催した。

    現在、顧客層が東京に集中していることから、ジップ東京は今後、商談や情報発信の拠点となる。また千葉県にはポリマー製品の加工工場が多く、同社では関東地区の輸送に力を入れているが、来年4月に新たに茨城県古河市に2階層5000坪の面積を有する関東第2物流センターをオープンする予定だ。

    同社は「ジャスト便」というブランドネームで、共同配送を行っている。それまでメーカー各自でトラックを手配して納入先に配送していたが、メーカーの垣根をなくし、一度ダイセーの倉庫に製品を集めてから納入先に配送することで、配送効率を上げ、低コスト物流を実現している。

    現在、国内11拠点に倉庫を開設し、ポリマー製品の円滑な物流を図っており、JLP(Japan Polymer Lines)という日本全国をつなぐネットワーク構築を目指し、今後さらに拠点を増やすことで、顧客の求める輸送の質向上や、ドライバーの働きやすさを求めていく。

    倉庫のあるエリアを拡大していくことで、長距離の輸送を中距離、短距離と短縮させていくことができる。長距離ドライバーに比べ、人手が集まりやすい中・短距離ドライバーを確保していくことで安定して製品の輸送ができ、顧客の求めるサービスの質を提供することが可能になるという。

    𠮷田社長は、「上野は東北の窓でもある。ジップ東京が情報のハブ拠点として機能することを期待している。今後、東北に目を向ける時、足掛かりとなれば」と話しており、同社では関東だけでなく、東北への展開も視野に入れている。

    ◎関連リンク→ ダイセー倉庫運輸株式会社

     
     
     
     

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