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物流ニュース
三井不動産とプロロジス 川越市に賃貸用物流施設を開設
2018年12月10日
三井不動産とプロロジスは11月6日、埼玉県川越市で共同事業として開発を進めていた大型賃貸用物流施設「MFLPプロロジスパーク川越」が完成したと発表。同施設は6万平方mの敷地にダブルランプウェイを備える地上4階建て、延べ床面積13万平方mのマルチテナント型施設で、圏央道以南の関越自動車道沿いでは最大規模。プラスロジスティクス、多摩運送など3社が利用を決めている。
プラスロジスティクスは首都圏への文具・日雑ケース品の新規配送センターとして、多摩運送は冷凍・冷蔵食品の配送センターとして、それぞれMLFPプロロジスパーク川越を利用する予定としている。
現地は関越自動車道川越ICから車で7分に位置し、東名・中央・関越・東北道といった主要高速道路へ接続しやすいため、都心と全国の各方面を効率的に結ぶ輸送ポテンシャルの高さが特徴。西武新宿線南大塚駅から徒歩6分と通勤の利便性に優れ、人材確保の点でも有利。
施設はダブルランプウェイの採用で、各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラが乗り入れることが可能。ワンフロアは中央車路を隔てて8500坪、最小賃貸区画を2000坪とするほか、1階の床荷重を2トン(1平方mあたり)、基準階を1.5トンとするなど幅広いニーズに対応できる仕様とした。
敷地内はトラックと乗用車の動線を分け、1階西側を両面バース、住宅が近接する東側は乗用車専用駐車場とし、作業効率と安全性を両立。全館LED照明を採用し、地下水を植栽潅水・非常時生活用水へ利用する設計としたほか、非常用自家発電機や衛星電話、緊急地震速報通知システムを備えるなど、環境やBCPに配慮した。
◎関連リンク→ 三井不動産株式会社
◎関連リンク→ プロロジス
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