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    物技研 ステップアップコンテスト、総合優勝は大塚倉庫ロジスティクス本部 

    2019年4月8日

     
     
     

    飲料・食品メーカー系物流子会社7社で構成する物流技術研究会(物技研、町田慶太会長=サントリーロジスティクス)は2日、第6回の「ステップアップコンテスト」をTOYOTA L&Fカスタマーズセンター東京(千葉県市川市)で開催。審査員を務めたのはアサヒロジの柴田和憲副社長、キリングループロジスティクスの戸叶弘社長、サッポログループ物流の松崎栄治社長、サントリーロジスティクスの井上達志社長、タカラ物流システムの羽田寿文社長の5人で、創意工夫、着眼点、改善効果、説明力を各10点ずつの1人40点満点、5人の審査員200点満点で採点を行った。

    開会にあたり町田会長は「物技研は2007年、物流3社で物流技術に特化した研修部会として発足した。安全や品質に関してきちんとやっていこうというネットワークで、現在7社で会社の垣根を越えて活動している」と話し、今後の展開として「ここで研修を受けた方は1000人を超え、各社が各現場で実践できるようなインストラクターを育てている。受講生からはトラック協会にはない内容で勉強になったとの声も聞いており、今年も継続を予定している。また推進部会では、7社のネットワークを使い、各社の経験値やノウハウを提供し合い、提供された情報を生かし合って課題解決することを進めている。このステップアップコンテストも今年で6回目になった」と説明。そして「他社の発表を聞き、自社でも使えると思うものは持ち帰って、すぐに自社用にカスタマイズし、各社独自の武器となるように取り込んでいただきたい」と語った。

    来賓を代表してあいさつした井上社長は「物流業界にとって今、フォローの風が吹いている。親会社ほか荷主が我々の声を聴いてくれる環境になった。何より、この業界が脚光を浴びるようになってきた。今は、手積み・手下ろしを要求する荷主には、どこの物流事業者も付き合ってくれないとか、待機時間が長い会社には行ってくれない時代が来ているとか話している。しかし逆に、品質の良い会社にお願いしたいと荷主側が強くなってもいるので、物流事業者は日々の研鑚を高めるため、良いものは取り込んで努力していかねばならない」と述べた。

    発表後の表彰式と懇親会で、羽田社長が総評として「各チームとも各社の熱意と自信、問題意識を持ち、強みを生かした特色ある発表ばかりだった」と話した。さらに中締めで戸叶社長が「発表するだけでなく、皆で真似をして全体で良くなることがこの会の目的。皆で取り入れ合ってレベルアップしていきましょう」と述べた。柴田副社長は「親会社も昔のようにローコストだけを追求するのではなく効率化を考えるようになった。また、漠然とだが危機感を強く感じ始めている」とも話した。

    コンテストは、現業部門としてリフトマンやドライバー、庫内作業を行う現場の立場で4社5チーム、内勤部門からは安全・管理、事務作業の立場で6社7チームが参加、1チーム10分間の発表を行った。

    当初は部門賞から総合優勝を決めることにしていたが、審査得点が競り合い、部門賞とは別に総合優勝として、内勤部門・大塚倉庫ロジスティクス本部の「パレット伝票電子化による業務効率化」を選出。1月の実績として全パレット伝票枚数約1万5000枚のうち約80%にスマートフォンを使った電子化を進め、伝票枚数約1万2000枚を削減。データの書き写しなどの作業がなくなり、発着照合も現場ですぐに行えるなどの効率化で、作業時間も月間で約400時間の削減効果があったと発表。僅差で総合優勝を逃した内勤部門賞はサッポログループ物流・名古屋支社チーム、現業部門賞にはティービー・本社営業所が受賞した。

    ◎関連リンク→ 物流技術研究会

     
     
     
     
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