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    コンパスナビ 免許取得や就労も支援、若者の自立を促す

    2019年4月22日

     
     
     

    社会的養護が必要な若者支援を手掛けるコンパスナビ(青少年自助自立支援機構、皆川充理事長、さいたま市浦和区)では、若者の運転免許取得の助成を行うとともに、就労支援まで手掛けており、児童養護施設などで育った若者の自立を促している。こうした中、昨年4月には、グループ内にある労働者派遣、職業紹介事業を行うコンパスキャリア(神吉志門社長、久喜市)を通じた就労支援をスタートした。就労支援を職業紹介に特化した専門会社が行うことで、企業との信頼関係の構築や若者の働く場のさらなる確立を目指すとしている。運転免許取得の助成を行う同グループとしては、就労先として物流業界も魅力ある市場としているだけに、ドライバー不足に悩むトラック業界にとっても朗報だといえる。

    コンパスナビでは現在、埼玉県の委託を受け、「未来へのスタート応援事業」として、県内の児童養護施設等を巣立った若者や、施設に入所する児童たちへ様々なプログラムを準備し、若者の自立を支援している。

    住居支援や運転免許取得助成制度を活用した運転免許取得支援を行う他、就労支援まで手掛けている。同グループの髙橋多佳子理事の話では、これまで就労支援については、無料で紹介を行っていたが、コストが掛かり過ぎるという課題に加え、就労支援が専門ではないため、マッチングミスや就労先とのトラブルなどもあったという。

    自立させることが目的であるだけに、このままでは自立できない人間を作ってしまう。そんな危機感があったという。そして昨年4月に、グループ内で、職業紹介事業を手掛けるコンパスキャリアを通して、就労支援を行っていくことを始めた。

    同社の神吉社長は、有料となるだけに、紹介先である企業も、自社に適応する納得できる若者を採用できるという。

    紹介の流れは、まず、対象者がいれば企業へ紹介を行い、最長で半年間、派遣という形で業務をこなしてもらう。その上で、正規雇用するかどうかを判断し、正規雇用する場合は正社員として雇用契約を結び、そうでなければ、派遣契約を解除する。

    有料職業紹介のため、正社員へ切り替える際には当然紹介手数料(年収の30%)が必要となる。

    しかし、神吉社長は、厚労省のキャリアアップ助成金を活用すれば、手数料はほとんど相殺されると話す。

    児童養護施設を巣立ち、同グループで自立支援を行う若者は、東京、埼玉で年間約100人だ。しかし、運転免許取得支援では全国対応しており、年間3万人の若者が支援を受けているという。同社では、施設出身者だけでなく、こうした運転免許取得者の就労支援まで幅広く手掛けていくとしている。

    「施設などで育った若者が就労し、自立していってもらえることが我々の何よりの使命」と話す髙橋理事は、「そんな若者を受け入れてくれる企業と出会いたい」と話している。 一方、神吉社長は、「運送会社では、社員寮など、住むところまで面倒を見てくれる企業が多く、私どもとしても、紹介先としては魅力がある」と話している。

    現在、同社では、WEBサイトへの求人情報を無料で掲載している。ドライバー不足に悩む運送会社にとって、同社のサービスは人手不足の解消、ひいては若年層の人材確保につながるだけに、魅力的なサービスといえよう。

    ◎関連リンク→ コンパスナビ

     
     
     
     
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