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物流ニュース
備南自動車学校 求職者の登録に注力「ドライバードラフト会議」
2019年4月22日
【広島】備南自動車学校(井上道信社長、福山市)が昨年開始した、ドライバー希望の求職者と企業を結び付けるマッチングサイト「ドライバードラフト会議」。免許取得と就職支援のワンストップサービスが、物流企業や他の自動車学校からも注目されている。
同サイトは、大型免許などの取得費用を奨学金として支給する企業が、条件に合う求職者をスカウト。内定すれば求職者は同校で免許を取り、即戦力として働く。
関係者の注目は熱い一方で、「求職者の登録が足りない状況」(同社長)と言い、ドライバーのなり手不足の深刻さが、ここでも浮き彫りになっている。
しかし、ひとり親世帯の求職者応援プランや、大規模合宿施設「ビナン物流アカデミー」の運営など、独自に免許取得の支援体制を整えている同校。これらもアピールし、求職者の登録数を増やしたいとしている。さらに「全国の教習所とネットワークを作り、適正な教育で優秀なドライバーを育成したい」(同社長)と同サイトの展開も検討中だ。
なお昨年、東南アジアを視察した同社長は「富裕層が増えれば、同地域での物流網構築が予想され、同時に物流人材が必要となってくる」とし、同校での外国人材の育成も視野に入れている。また、「将来、ドライバーの労働力を外国人に頼る時代が来た時に、その教育ができるよう準備したい」と先を見据えている。
◎関連リンク→ 備南自動車学校
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まずは免許制度の改革です。中型何年の経験を積んでから大型・トレーラー時間かかり過ぎでしょ❗私の勤務する会社では❗そんな余裕なんて有りません❗即戦力でないと採用は無理っぽい