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物流ニュース
GW10連休 宅配事業者と引越し事業者に聞く「特別な対策しますか?」
2019年4月5日
10連休となる今年のゴールデンウィーク。運送事業者にとっては行楽目的の道路渋滞や人手不足などが悩みのタネでもある。行政関係などは「暦(こよみ)通りに休むことになる」というが、民間の運送事業者にしてみれば、「例年のゴールデンウィークと変わらない」という声も多い。宅配事業者や引越事業者に「特別な対応」をするのか話を聞いた。
暦通りに休みとなる国交省。貨物課に話を聞くと「暦通りだと思う」という。人事課に確認すると「基本的に国民の休日はお休みとなる。災害などの緊急事態が発生すれば、時間外勤務となる」とのこと。
日本郵政グループでは、「速達、書留、ゆうパックなどは連休中も毎日配達を行う。しかし、普通郵便物、特定記録郵便物、一般のゆうメールなどは原則、日曜日、祝日の配達はないが、通常通りに4月27日(土曜日)に配達するほか、特例として、5月2日(木曜日)に配達を行う」という。
ヤマト運輸では「特に変わった動きはない。通常、例年通りでいつもと同じ。ただ、年末年始のような(渋滞についての周知などの)お知らせについては、ホームページ上で掲載するかもしれないが、決まっていない」としている。
佐川急便では「期間中に特別な対応はしない。通常通りの配達をする予定でいるが、高速道路などでの渋滞予想もあるので、余裕を持った配送依頼をお願いする予定はしている。現在では明確に言えないというのが本当のところ」という。
特別な動きを見せないのは引越専業者も同じようで、アートコーポレーションは「特に予定はない。いまのところ、渋滞対策の周知などもする予定はない」という。
サカイ引越センターでは「いまのところ、特にはない。休日前のお知らせはいつもやっているので、例年通りの対応ということになるだろう」とコメント。引越社関東東京本部でも「特段、いまのところ、動きはない」としている。
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