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物流ニュース
レインボーモータースクール ドライバー向け危機察知能力向上研修を実施
2019年7月17日
レインボーモータースクール(埼玉県和光市)は、免許取得の教習だけでなく、免許を所持しているドライバー向けに、車幅感覚や危険察知能力の向上を目的とした研修も実施している。座学だけでなく、動画を用いたディスカッションや、持ち込みトラックでの技能講習なども用意している。
研修専用の桶川センター(比企郡)の小島正義氏は、「顧客のニーズに合わせ、カリキュラムを提案する。運送事業者さんの場合、1日から2日間のコースを希望されることが多い」と説明する。
実技では、実車を用いた研修を行っており、「乗用車の感覚でハンドルを切るのが早すぎる方も多い」と指摘。「トラックの内輪差などを含め、安全運転の基本から懇切丁寧にお伝えする」と話す。
動画を利用した研修では、シミュレーション(アニメ)のような映像を番号の割り当てられたボタンを持ち、複数人で視聴。歩行者の飛び出しや対向車のはみ出しなど、多数ある危険なポイントでボタンを押すと、どの番号がどのタイミングでボタンを押したかが分かる仕組みになっている。「危険に気づき、素早く察知することが目的で、視聴後にはグループディスカッションで危険箇所を共有していただく」という。
「『危ない』と思うことは人それぞれ。正解はない」と解説する小島氏。「危険を予測し、感受性を高めることで、より安全な運転につながるよう、お手伝いができたら」と語った。
◎関連リンク→ レインボーモータースクール
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