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物流ニュース
楽天と西友 ドローン配送サービスを開始
2019年6月18日
楽天(東京都世田谷区)と西友(同北区)は6月17日、神奈川県横須賀市内の「西友リヴィンよこすか店」から、観光地である猿島を訪問している一般利用者へ商品を届けるドローン配送サービスを、7月4日から約3か月にわたって提供すると発表した。離島における一般利用者を対象としたドローンによる商用配送サービスは、国内初。
東京湾唯一の無人島である猿島は、年間20万人が来島する人気の観光地。今回のサービスでは、猿島を訪れる一般利用者が、楽天のドローン配送サービス「楽天ドローン」の専用アプリをダウンロードしたスマホを使い、対岸に位置する「西友 リヴィンよこすか店」で取り扱うバーベキュー用の生鮮品を含む食材や飲料、救急用品など約400品目の商品から注文する。要冷商品は西友が新たに開発した専用の保冷バッグを使用。「楽天ドローン」の専用ドローンで、指定された時間に猿島内に設置したドローン着陸ポートへと配送される。
今回の配送サービスで使用するルートは、主に海上を飛行するため、より安全性を保ったうえでドローン配送を実施することが可能。楽天の安藤公二常務は、「このサービスでは、一般のお客様がご自身で注文した商品が、ドローンで空から配送されるという先進的なショッピング体験が提供される。今後も、より多くの方にドローン配送の利便性を感じていただけるよう、イノベーションを加速していく」とコメント。西友の竹田珠恵執行役員は、「将来的には、楽天と共同運営する『楽天西友ネットスーパー』でも、店舗でのお買い物が困難な方も含めたすべてのお客様に、品質の高い商品を低価格でお届けし、多くのお客様の豊かな生活に寄与したい」としている。
◎関連リンク→ 楽天株式会社
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