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物流ニュース
キャリアアップしやすい企業へ
2019年9月2日
社員の成長は最終的には企業の成長にもつながるが、社員がキャリアアップしやすい企業は、どのような取り組みを行っているのだろうか。
トラック運送業界でのキャリアステップの種類は、あまり多くない。ドライバーからチームリーダーや主任、それから運行管理者となり、最終的には営業部長や所長などに昇格していくケースが一般的だ。
今後、乗務だけに捉われない、さまざまな分野の仕事を展開すれば、管理者が必要になりポストが増えるのではと話すのは、大阪府内の事業者社長。ドライバーとしてのスキルをアップさせ、後輩社員への指導を積極的に行うなどで出世する方法もあると前置きした上で、「倉庫管理や物流加工、さらには今後ますます必要になるIT化などで仕事のバリエーションを増やせば、それぞれの部署の管理者ポストが増えてチャンスが生まれる。ポストが現状で少ないのならば、つくるのが経営者の腕の見せ所」と話す。
社内に社員の成長を応援する仕組みがあれば、将来のキャリアプランを描きやすくなる。キャリアアップを図りやすい企業は、社員の成長を後押しし、企業自体も伸びる可能性が高い。
大阪府の事業者社長は、「キャリアアップしやすい企業には、サポート制度や正当な評価をする風土・環境が整っている。社員の成長は必ず企業の成長につながると信じている。キャリアアップできない職場は今後ますます敬遠されるのでは」と話した。
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中小零細の運送会社に勤めてるとキャリアアップどころか何年勤めても平社員ドライバーのままでモチベーション下がります。キャリアアップや役職など望まず生涯現役ドライバーで良ければいいのでしょうが。