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物流ニュース
関東地方整備局 試験運用でCONPASの有効性確認
2019年7月19日
関東地方整備局は「CONPAS」(新・港湾情報システム)の試験運用結果を発表した。試験運用は横浜港南本牧ふ頭コンテナターミナルで、令和元年6月26日から7月5日の日程で行われた。
今回の試験運用では、参加店社を31社に拡大。また、予約時間枠数についても、 2台/3分に拡大し、事前予約制度の実現に向けた検証を行った。試験の結果、搬入における予約率が約80%(1861台/2340台)となり、事前予約制に対する高いニーズが確認された。一方、比較的混雑の少ない搬出では、 予約率が12%(予約台数:313台/2520台)にとどまった。全搬入車両のうち、CONPAS予約車の割合が約14%を占めた結果、事前予約制度を導入しない場合に比べて、 ターミナル全体の搬入車両の総待機時間が約10%削減された。
予約のタイミングなど利用状況については、時間枠の直前に新規登録される予約が多く、予約時間枠の2時間前以降の予約が全体の約8割を占めた。
今後、さらに試験運用参加店社や予約時間枠数の拡大を図りながら、より活用しやすい事前予約制度の検討を進めていくとしている。
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