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物流ニュース
内田プランニング 露出アップで採用増、効果ある求人活動を
2019年11月19日
「求人広告はタイミング。ただ、常に広告を出し続けるにはコストがかさむ。そうした問題を解決しながら効果の出る採用方法を提案したい」と話すのは、ドライバー特化型・求人広告代行サービス「運ぶおしごと.com」を運営する内田プランニング(岡山市中区)の内田洋一氏。職業ドライバーの人材不足が深刻化するなか、2年ほど前から特化型サービスに目を向けてきたという。
一定期間で掲載料金が発生する一般的な求人広告サイトの運営を経て、今夏からスタートさせたのが「例えばグーグルやインディード、フェイスブック、ツイッターなど複数の求人情報サイトへの登録をまとめて代行する」(同)という〝ドライバー採用特化型〟のサービス。採用専用のホームページ作成なども含めた利用料金は「いくら立派な広告を作っても、いつ応募があるかわからないのが実情。プロモーション知名度を高めるには継続した掲載が重要」(同)との考えから破格に設定。さらに現在、お試しキャンペーンを展開している。
サービス開始から日も浅く、対象エリアを岡山県から東は兵庫県姫路市、西は広島県福山市に限定していることもあって現在の運送会社ユーザーは数社だが、「わずかな期間で15人から応募があり、そのなかから3人を採用したケースもある」(同)という。いろんな職種の求人に際して現場取材を行ってきたという同氏によれば「あくまで個人的な感覚だが、トラックドライバーは楽しそうに働いている印象」と話す。
トラック業界では、時短にともなう収入減が引き金となる退職ドライバーの増加を懸念する声が少なくないが、「それは一つ上の世代。面白そう…というのは職業選択の場面で若い人にとって条件の一つ」(同)と指摘する。運送会社の採用HPにはトラックを運転する写真が使われるケースも多いが、「もっと現場の様子が感じ取れる情報を発信することも大切ではないか」(同)とアドバイスする。
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