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物流ニュース
塚腰運送 「物流改革」荷主と共に、ホワイト物流に賛同
2019年11月19日
塚腰運送(京都市下京区)は、2019年4月からスタートした国交省が提唱する「ホワイト物流」推進運動自主行動宣言に賛同し、この運動に取り組んでいる。
同運動は、深刻化するトラックドライバー不足に対応し、社会活動に必要不可欠な物流の持続的・安定的な確保と、経済成長に寄与することを目的としている。
その中で同社は、生産性の高い物流と働き方改革の実現に向け、取引先や物流事業者などの関係者と相互理解と協力で物流の革新的・革命的改善に取り組むことを方針に掲げている。
業務管理事業部品質管理課の浅井政信氏(写真右)は「時代背景や会社の展望を見据えながら、荷主企業と物流改革を共に実現させていきたい」と話す。
取組項目として「運送以外の作業部分の分離」「運賃と付帯サービス料金の別建て契約」「異常気象時等の運行の中止・中断等」「人財育成」「情報ネットワークシステムの構築等によるドライバーの健康管理レベルの向上」「事故ゼロへの挑戦」「CorporateSustainability」を掲げる。
ロジスティクス事業部の中川佳之事業部長(同左)は「以前から教育には力を入れているが、宣言を公表し社外にアピールすることで今まで以上に様々な部分に対応できるように社内体制を構築しないといけない」とし「受け身の物流業界にあって、例えば5年後の労働時間の短縮に対応するなど、自ら積極的に前倒しですべての法律を守ることが生き残っていく道だと思っている」と考えを話す。
同宣言を通して両氏は「今後は管理面などを充実させて、働く人々に安全で安心な会社だと知ってもらいたい。そのために現状に満足せず常に改善をしていくと同時にお客様から『運んでください』と言ってもらえ、選んでもらえる企業にしていく」と意欲を見せる。
◎関連リンク→ 株式会社塚腰運送
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