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物流ニュース
三和建設 RiSOKOセミナー「選ばれる会社へ」
2019年12月19日
中堅ゼネコンとして危険物倉庫や冷蔵倉庫など、特殊な用途に特化した倉庫建設を得意とする三和建設(大阪市淀川区)は11月20日、AP東京八重洲通りで「第4回RiSOKOセミナー」を開催。同社の森本尚孝社長が「人によって選ばれる会社へ」と題し講演した。
昭和22年設立の同社は同社長で4代目。経営理念に、「つくるひとをつくる」を掲げ、「ひと本位主義」を徹底。「日本における働きがいのある会社」ランキングに5年連続で選出され、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞では、建設業では初の審査委員会特別賞を受賞している。
森本社長は、「建設業を取り巻く環境は厳しく、これまでに倒産を覚悟する時期も経験した。徹底的なリストラで資産も資金もなくなったときに、最後に残ったのは社員や顧客、協力会社など顔の見える『ひと』だけだった」と振り返り、「苦境時に『ひと』こそが当社の資産なんだと学んだ。それからは、ひらがな9文字の経営理念に当社のスタイルを投影し、これまで貫いてきた」と語った。
同社長は、「大切にするといっても甘やかすのではなく、『社員が活躍すること』を企業の目的にしている」と説明。「たとえ会社が倒産しても生きていける人材を育てるという考えで人材育成に真剣に取り組んでいる」と付け加えた。
講演2部では、イーソーコドットコムの早﨑幸太郎社長が登壇。「令和新時代、物流不動産ビジネスに若い人財が集まる魅力とは」をテーマに講演した。
◎関連リンク→ 三和建設株式会社
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