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    伊藤忠商事 日本アクセスを公開買い付けし子会社化へ

    2006年5月18日

     
     
     

     伊藤忠商事(小林栄三社長、東京都港区)は5月16日、日本アクセス(吉野芳夫社長、同世田谷区)の普通株式を公開買い付けにより取得し、子会社化すると発表。
     同社は現在、日本アクセスの発行済株式総数の約32・2%を保有し、持分法適用関連会社としているが、これを約67%にまで引き上げる。
     子会社化することにより日本アクセスを国内食品流通グループにおける中核子会社と明確に位置づけ、「規模の拡大」「機能の強化」を実現し、競争力強化と成長加速を図る。また、同社子会社の西野商事と日本アクセスの統合を計画している。
     日本アクセスでも、公開買付に賛同の意を表明、西野商事との統合も前向きに検討するとしている。公開買付期間は5月17日〜6月8日までの23日間。買付価格は1株につき970円、買付予定数は1806万7000株で、買付に要する資金は約176億円を予定している。
     日本アクセスの平成18年度3月期の連結業績は、売上高8,489億9,800万円、経常利益43億1,500万円、当期純利益19億4,400万円。
    ◎関連リンク→伊藤忠商事

     
     
     
     

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