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物流ニュース
ダイワコーポレーション 横浜港に倉庫用地取得
2007年4月19日
このほどダイワコーポレーション(曽根功社長、東京都品川区)は、新山下地区・物流ゾーンA区画の倉庫用地(3万8000平方m)を取得したと発表。共同事業者として、小林エンタープライズ(小林一三社長、浜市西区)が参加しており、今年7月から建設工事に着手する。
来年5月完成をめどに、荷役、梱包、流通加工、配送などを付加した輸出・入を中心とした総合的な物流サービス拠点の営業用倉庫を建設する。延べ床面積は5万7000平方mで、鉄骨3階建て。
同倉庫は、平成10年に竣工した新山下貯木場埋立地内にあり、横浜港・本牧埠頭の中核に位置する。物流ゾーンB区画には、すでに安田倉庫が取得を決定。A区画は、横浜市が昨年9月から進出企業を公募。同社含む6社が応募していた。総事業費は110億円。同社では現在、入居テナントを募集している。
同社の曽根和光専務は、「お客様から『このエリアに倉庫を』という声が多く、以前からニーズを感じていた。これほど恵まれた立地。きっとご満足いただける」と自信を見せる。また、周辺に住宅地があることから、「労働力確保も容易」と踏んでいる。
また、同社が中間法人を通じて新設する特定目的会社(SPC)・「ダイワ新山下特定目的会社」が土地・建物を保有。ダイワコーポレーションと10年の長期的な定期建物賃貸借契約を締結し、事業を運営する。倉庫会社主導によるSPC方式での資金調達は珍しいが、曽根専務は、「当地への期待と、これまで我々が行ってきた事業に対してご信用いただけた。資産のオフバランス化を図ると同時に、今後の事業拡大する上でも、今回の手法は選択肢の一つ」と説明する。
完成予定図
◎関連リンク→ダイワコーポレーション -
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