日本ロジスティクスシステム協会（三村明夫会長）は、優れた物流改善の事例を発表し合理化の手がかりやノウハウを物流実務者同士が共有しあう交流の場として、08年4月23日に「全日本物流改善事例大会２００８」を開催する。現在、身近な物流改善の成果の発表者を各物流現場から広く募集している。

　同大会は今回で22回目。今大会から、一つの作業所（現場）で完結する小集団を対象とした「物流業務部門」と、複数の物流業務および工程を統合した運営・管理部門などの範囲を対象とする「物流部門」の2部門に分けて、それぞれ評価する新方式に変更。
　具体的には、「物流業務部門」はトラック運行効率や積載率・回転率などの輸配送の向上、倉庫内の作業・荷役・包装・流通加工、作業環境の改善、ＣＳの向上、教育訓練などによるモラルの向上など現場での改善成果を、また「物流部門」は管理、情報、順法、グリーン物流などの改善成果が対象となる。
　応募事例の中から選考された「優秀事例」は東京・大手町で4月に開かれる全日本物流改善事例大会で発表し、特に優れた内容には部門ごとに「物流合理化賞」が贈られる。応募締め切りは1月31日。
　問い合わせは、電話03（5484）4021番まで。
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