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    コラボデリバリー ビル共同集配、2年目で黒字

    2008年4月4日

     
     
     

     コラボデリバリー(有富慶二社長、東京都中央区)の07年度決算は、売上高2005万円(前期比3.8倍)、経常利益232万円(前期は99万円の損失)、税引き利益128万円(同76万円の損失)と、事業年度2年目に増収増益となり黒字を計上。
     同社は、東京路線トラック協議会のメンバーによる、特積み業者の共同配送に向けた試みとして06年1月に設立された。住友不動産と契約し、新宿住友ビル(同新宿区)で07年9月から事業を開始し、同ビル館内共同集配事業、トラックターミナルでのリサイクル事業などで売り上げを確保。


     池雅伸常務執行役員は「今後は納品事業者のとりまとめと、中立・高品質な事業体のブランドを作っていくとともに、荷物用エレベーターの省電力化8%、荷さばき場のCO2削減18%の実績を武器に、館内集配送手数料に依存しない経営を目指す」と説明。
     また、「街づくり協議会」などから打診のあるエリア共同集配に積極的に参加して、「地域に信頼される企業、環境問題に貢献する企業として地位確立を図っていく」という。

     
     
     
     
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