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    カーボンオフセット付き再生ストレッチフィルムでダブルエコ

    2008年8月14日

     
     
     

     原料高騰の煽りを受け、梱包作業の必需品とも言えるストレッチフィルムも値上がりしている。環境ビジネスを展開するMOTTO(=もっと、東京都渋谷区)が発売する『カーボンオフセット付き再生ストレッチフィルム』は価格だけでなく、環境面でも画期的な製品だ。
    ストレッチフィルムのリサイクル課程で発生する温室効果ガスを算出し、その分のCO2排出枠を購入して相殺するという新たな取り組みについて、国際循環システム事業部の有泉江利子氏に話を聞いた。


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     同社では、物流事業者や荷主企業から使用済みストレッチフィルムを1kgあたり1円で原料として購入。提携する中国の工場で再生ストレッチフィルムとして製造し、再び日本国内の企業へ販売するビジネスモデルを構築している。
    この課程で発生するCO2の相殺に必要な額を同社では5円と計算。製品の販売価格は、厚さ15ミクロン(幅500mm・長さ300m)の6本入り1ケースで3,605円(税別)だが、このうちの5円がカーボンオフセット代としてCO2排出枠の購入に充当される。
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     低価格のストレッチフィルムには、「強度が不足し破れやすい」などというイメージもあるが、同社では検査機関に強度検査だけでなく成分検査も依頼。有泉氏は「リサイクル商品であるため、多少の色やくすみは入っているが、品質に対しては万全の体制を敷いている」という。
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     さらに、ストレッチフィルム送付用の箱には「使い終わっても棄てないで」とのメセージが記載されている。つまり、リサイクル品のストレッチフィルムも、使用後に同社へ持ち込めば、「再度、同じ方法でストレッチフィルムになって戻ってくる」という環境に優しいシステムになっている。
     また、同社では、この一連のリサイクル活動にさらなる付加価値を加えるため、使用済みストレッチフィルムの納入企業も環境貢献できる仕組みを構築。前述の通り、同社では納入元の企業に対し、使用済みフィルムを1kgあたり1円で買い取っているが、これとは別に、中国黄土高原で植林活動を進める『緑の地球ネットワーク』へ同社が1kgあたり1円を寄付。さらに、別途1kgあたり1円分のCO2排出枠も同社が費用負担し購入している。
    つまり、使用済みストレッチフィルム1kgの買い取りに対し、1円で済むところを3円も支払っていることになる。この賞賛に値する環境活動について有泉氏は、「当社を通じて、お客様にもカーボンオフセットへの取り組みに参加頂きたいため」と説明。
    なお、同社では現在、分別した使用済みストレッチフィルムを、国内3か所の工場(横浜市鶴見区、千葉県成田市、東京都西多摩郡)で受け入れている。
     有泉氏は、「価格を抑えた環境にも優しいストレッチフィルム」とし、「エコとエコノミー(経済的)でダブルエコ。ぜひ、利用してほしい」と笑う。
    詳細は同社HP、http://www.motto.bz/

     
     
     
     
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