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    北四国産業 BDF精製事業を開始、ディーゼルより15%安価

    2008年8月22日

     
     
     

     燃料価格高騰が続く中、北四国産業(岡伸二社長、香川県高松市)がバイオディーゼル(BDF)の精製事業に乗り出した。
     グループ会社であるエコニカル(同)を通じて、成田市に精製工場を建設。現在、北四国成田支店の15台にBDFを使用して試行を開始している。


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    岡社長
     「試行中にさらなる改良を加えるとともに、徐々に精製量も増やしていく」としており、将来的には自社車両だけでなく、同業他社などに提供していく予定だ。岡社長は、「使用済み食用油の回収を含め、賛同してもらえる方々とネットワークを組んでいく。日本全国に良質のBDFを広めていきたい」と話している。
     「環境を意識していた」という岡社長は、約2年半前からBDFの開発に乗り出すと同時に、事業化を進めるためグループ会社エコニカルを設立。成田市に1億数千万円を掛け、精製工場を建設すると、早々にバイオディーゼルの精製に着手した。
     改良に改良を加えて、納得できるBDFの精製が可能になったことから、同社の成田支店の給食関係の輸送を行う車両15台にBDFを活用して試行をスタートさせた。
     一方、同社の工場で精製された品質を確かめるため、大学の研究機関に検査を依頼。このほど、大学から国が定めるニート規格をクリアしているという結果が届いた。
     同社の精製するBDFは、税金の一切かからない100%のBDFだが、「ディーゼルに比べても、まったく遜色はない。むしろ黒煙は出ないし、燃費もディーゼルと変わらない」という。同社の15台の車両に、トラブルはまったく起きていない。
     精製工場は現在、1日約2000Lの精製が可能だが、改良と施設の増強を加えながら、1年をめどに約6000Lまで増量していくとしている。
     一般へ販売する場合、税金がかからないためディーゼルより、リッターあたり15%以上安く提供できるという。同社は成田市と契約し、使用済み食用油の回収におけるルートを確保。また、同事業に賛同してもらえる法人や個人とグループ化を模索するなど準備を進めている。
     同社長は「成田市を出発点とするが、それだけにとどまらず、日本国内にBDFを広げていきたい」と話している。(高田直樹)
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