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    オイル交換せず、作業料金を請求…防犯カメラで不正発覚

    2008年9月24日

     
     
     

     食品表示偽装や事故米の不正転売、産地偽装など、いま日本で様々な偽装が発覚し、企業のモラルが問われている。運送業界でも、トラックの部品交換などで不正請求のトラブルが少なくないという。
     大阪府岸和田市のA運送会社は、車両のオイル交換を出張専門のオイル交換会社J社に頼んでいたが、J社はオイルならびにエレメントの交換作業をしていないにもかかわらず、請求を行っていたことが発覚した。


     オイル・エレメント交換時期に達していたことから、J社の担当者が車両を停止させている休日に訪問。営業所の車両をチェックして、オイル交換の作業を行うと思っていたが、実際はオイル状態を確かめただけで、オイル・エレメントを交換したとして請求していた。
     同社の営業所には防犯カメラが設置されており、このカメラの映像をたまたま見たA社の社長が、J社の作業員がオイル交換作業をせずに、わずか16分で営業所を立ち去る場面を発見。J社を問い詰めたところ、担当者はオイル交換作業をせずに請求していたことを白状した。
     このため、同社は全ての車両のオイル・エレメントをチェックしたところ、交換予定車両全てのオイルが交換されていないことが判明。J社社長に、最近2か月分のオイル交換費用ならびに、オイル交換をしたという請求分の車両のオイル交換費用をJ社に負担させるとともに、和解のための話し合いを現在行っている。
     A社社長は、「問題の映像を見た時は、思わず自分の目を疑ってしまうほど驚いた。カメラに気づかないJ社の作業員が作業するように見せかけて、車両のボンネットを開いただけで何もしないまま、再びボンネットを閉めて、さっさと現場を去っていった」と語り、「J社の誠実に事業を行う姿勢に感激して数年間、J社に車両のカギを預けて全ての車両のオイル管理を任せていたのに…。こんな裏切り行為を平気で行うとは夢にも思わなかった」と激怒。
     さらに、「人間のやることだから過ちはあるかのような言い方で、正式な謝罪を行わず、言い訳ばかりを並べ立てた態度に誠意が見られない。このままでは法的手段も考えている」と、J社の社長の態度にも怒り心頭の様子だ。

     
     
     
     
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