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物流ニュース
事故を招く依存症 運転者の異変に注意
2020年3月6日
プロドライバーとして、絶対にやってはいけないのが飲酒運転。飲酒運転による事故は2010年の厳罰化で、年々減少しているが、このところ下げ止まり傾向にある。事業用自動車運転者の飲酒運転による事故件数は、平成29年ではトラックが41件だった。事故を起こす半数がアルコール依存症というデータもある。
依存症患者数は2013年の時点で約300万人という推計があるが、その他にも、このままいくと間違いなく依存症になるという人たちがいる。「自分はただお酒が好きなだけだ」と思っているが、実は予備軍というケースで、依存症になる前に手を打たないといけない。
滋賀県の事業者社長は「2006年の3児死亡事故以降、飲酒運転をする人は確かに減った。しかし、自分の意志で飲酒をコントロールできない依存症患者や、その予備軍らへの対策や支援が十分ではないのが現状。警察や行政、医療機関などは連携を密にして、さらに対策を進めるべき」と話す。
点呼時のアルコールチェッカー使用で、乗務中における飲酒運転は回避できるかもしれないが、出発後や日常生活での飲酒運転までは食い止められない。
飲酒以外にも薬物依存や、運転中にもかかわらずスマホをついついいじってしまうスマホ依存、日常生活に支障をきたすレベルのゲーム依存など、仕事に支障をきたす依存は数多い。
特にネット・ゲーム依存は2018年にWHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」として認定し、当初は子どもや若者の依存として認識されていたが、スマホの普及とともに、最近では30代や40代の患者が増加してきている。
運行管理者や社長は、ドライバーの小さな異変にもすぐ気づけるよう、日頃からのコミュニケーションを疎かにせぬよう気を付けたいものだ。
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仕事依存症のトラックに住み着いているホームレスの出稼ぎ野郎も問題ですよ。
年中無休で仕事するのでそういうのが一人でもいるだけで会社のイメージ、業界のイメージが悪くなりますよ。
うちの会社の何人かは運転席に焼酎がのってるな
知ってても咎めないしアルコールチェックもしなくても何も言われない
遠出した時用にアルコールチェッカーを持たされてはいるが誰一人使っていない。
むしろ電池切れてるが放置してる。
アルコールを常備してるトラックドライバーも問題だが、やはり居酒屋で呑んで運転して帰る奴(一般人、乗用車含)が一番事故率高いと思う。
自分は事故を起こさない。相手が悪いから事故が起こる。なぜなら、自分が法を犯していないからいう人間は、自分の足や腕が無くなることを考えていない。
事故は自分だけが怪我しないということはなあたからな。
意識の持ち方、リスク管理が足らない。
飲酒運転は、この世の中からは、無くならないと、自分は、思う!
大手企業は、やるが、
全ての運送業界は、やらない
日本は、決まり事に甘い‼
フェリー降りたトラックを取り締まれよ!