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射界
2018年11月26日号 射界
2018年12月3日
何事もスタートが肝心である。出足がよい1日は何を手掛けても成功するのに対し、出掛けにつまずくと事柄の全てが中途半端になる。交通信号でもそうだ。最初が赤でストップさせられると、続く信号が全て赤となり、焦った経験をもつ人も数多かろう。かつて読んだ『マーフィの法則』が浮ぶ。
▲定時に出勤しながら、午前中を雑務に時間を費やし、昼食後にやっと動き出す人がいる。これでは競争相手に一歩も二歩も立ち遅れて当たり前。いい仕事ができるわけがない。前夜もしくは出勤前に「明日の行動予定」を考え、出勤したら直ちに出動準備を整えてスタートする。これが理想だが、何もかも予定通りにならないのも浮世。余裕ある動きが望ましい。
▲時が人を待たないように、世の中もまた人を待たない。自分は朝が弱い…と宣言しても、世の中は朝から動き出している。そうであれば、自分を世の中に合わせて動き始めればよい話だ。〝朝が弱い〟などと言い訳しても始まらない。午前中をのんびり過ごし、午後から動き出すと決めたのが自分なら、それを改められるのも自分だ。やる気があるか否かの違い。
▲時間があるようでないのが午前中。気付けば正午間近。昼休みなど楽しんでおられない。目指す相手先は時間の浪費を惜しんで動き回っているだろう。留守を見計らって訪ねている感じだ。遅ればせながら決めた予定など何の役にも立たず、いたずらに溜息をつくだけ。貴重な時間を浪費することなく朝一番のスタートを心掛けるべし。大きな成果が待っている。
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