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    物量増加も…減車進めて対応できず

    2010年8月13日

     
     
     

     環境問題による車両の買い替えが進み、ほとんどの運送会社では国の環境規制や都府県条例に適合した車両の導入が完了しているが、一部では買い替えを行う一方で減車が大幅に進んだのか、物量に対応できないケースが増えているようだ。



     運送業界ではウイング車が主流となり、平ボディーやクレーン付き車両は希少価値があり、これまでも景気が好調な時期は売り上げを上げる車両とされていたが、ここ2年間の大幅な景気低迷で売り上げは低迷し、減車しているところも増えた。

     しかし、ここにきて平ボディー、クレーン付き車両の需要が高まりつつあり、物量が増加した週末などは、運送事業者も他社の傭車探しが懸命に行われているようだ。

     大阪府高石市で、平ボディーで積み合わせなどを行う運送事業者は「8トン車など中型車両で積み合わせを行っているため、チャーターなどの傭車に対応しておらず、他社からチャーター傭車の声が掛かっても対応できずに断るケースも増えている。また、当社も荷主からチャーター車を依頼された場合、自社で対応できず親しい運送事業者に取扱として傭車することも多い」という。

     「今年5月までは建設関係も下火で、平ボディーでも自社の仕事ばかり確保するので限界だったが、ここにきて急激に動き出した。運賃単価はまだ低いものの、今後の動向では車両確保に困る可能性も出てくるかもしれない」と話している。

     同じく大阪市で平ボディーやクレーン付き車両を保有する運送会社でも「大阪市内に関しては、それほど車両を求める声は少ないが、隣接の県などでの配送は増加しており、ただでさえ平ボディーやクレーン付き車両の保有台数が少ない中で、物流が動き出せばパニックになることも多い。週初めは、それほどパニックにはならないが、週半ばで車両確保が困難になる。どの運送会社もウイング車が主流となっており、こういった平ボディーで積載が求められる物流については、傭車するにも大変な時代」と指摘する。

     同じように建設機械輸送業者でも不透明な景気状態であることから、今年に入って減車を行ったが、6月ごろから物流が動き出して予想外の状態で1車両がフル稼働する状態が続いている。配送と荷捌きに苦労するなど、物流が動くことで平ボディーを専門とする運送事業者では車両を減車した後での繁忙期は、あまりうれしくない状態のようだ。(佐藤弘行)

     
     
     
     
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