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望月重機運輸(静岡県富士宮市)が自己破産申請へ
2010年10月15日
望月重機運輸(有)(資本金1000万円、静岡県富士宮市穂波町7─3、代表望月道弘氏、従業員11人)は9月30日に事業を停止し、事後処理を塩谷知一弁護士に一任。自己破産申請の準備に入った。
1969年1月創業、80年4月に法人改組された重機運搬業者。トレーラなどの大型車両を利用し、重量物の運送業務に注力していた。重機販売業者や工事業者、同業運搬業者から地元案件を数多く受注し、06年3月期には年売上高約2億円を計上。しかし、地元工事の減少にともない受注が低迷。また、新規参入してきた地元同業者と受注獲得競争が激しくなっていた。このため、雑貨など重量物以外の運送業務にも幅を広げたことに加え、産廃物収集運搬業の許可を取得し受注確保に努めたが、10年同期の年売上高は約1億1000万円まで低迷した。
その後も受注減少に歯止めがかからず、9月29日付で主な取引先に対して事業を停止。破産手続きの申請は11月になる見込み。
負債は約2億3000万円とみられるが、変動の可能性もある。
(東京商工リサーチ・帝国データバンク調べ)
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