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御用聞きの時代は終る 荷主と共に物流改善
2016年6月13日
運送事業者が荷主企業に抱く不満を耳にするが、メーカーや商社といった荷主企業は運送事業者に対して、どのような思いを抱いているのだろうか。近年は、運送事業者も仕事を選ぶようになり、荷主企業に対して「モノを言える」雰囲気があるが、力関係を気にして腰が引けている企業も少なくない。中小・零細の運送事業者の努力が報われるよう、双方にとってWin-Winの関係構築のためには、まず運送事業者は荷主企業のニーズを的確に把握しなければ始まらない。
荷主側の意見として、運賃よりも時間を重視していると話すのは、大阪府内の物流商材を扱う会社。これまで数回、配送の問題で顧客とトラブルになりかけたことがある。「エンドユーザーにとって一刻を争う製品を扱っているので、製品の到着が遅れてしまうと当社が責められてしまう。万一、時間内に届けられないようなら、事前に電話があれば助かる。ドライバー不足で仕事がまわらないのは理解している。大手物流会社では営業所間の連携がとれていない場合もあるので、不便さを感じるときもある。今後は配達先の地場事業者との取り組みを検討していくかもしれない」。
(詳しい内容は、物流ウィークリー6月13日号に掲載しております)関連記事
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