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根拠なく「3万ほしい」 現実的な運賃収受へ
2016年7月13日
岡山県倉敷市にある運送会社の営業所長は「最低でも3万円は欲しい。だが、いまは2万2000円でも走ることがある」と打ち明ける。大型トラックで大阪市の南部地域へ配送する運賃の話だ。異常な安値を耳にした同業社長はア然とした表情で「その距離ならウチの場合は2倍の値段をもらわないと走らない」と断じたうえで、現在、自社業務の基準とするためにオリジナル運賃・料金表の作成に着手している様子を説明。「全国レベルでいえば、すでに独自の運賃表を完成させている若手経営者らもいると聞く。いまの実勢運賃のような根拠のないものでは相手(荷主)に対抗できるはずがない」と話している。
倉敷?大阪間で大型2万2000円という運送会社の場合、「持って帰る荷物はあるが、こちら(倉敷)から出る仕事が少ない。何もないよりはマシという考えが捨て切れない」と同所長。ただ、「最低でも3万円」というものの、その根拠も曖昧なのが実情だ。
(詳しい内容は、物流ウィークリー7月11日号に掲載しております)関連記事
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