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    ドライバー確保に腐心 入らないなら出を防ぐ

    2017年2月1日

     
     
     

     「少し前まではトレーラで関ヶ原(岐阜県)を越える辺りまで走っていたが、安い運賃で労働時間まで削られて稼げなくなった」と1月下旬、広島市内で拾ったタクシーの男性ドライバーから職場を変えた事情を聞いた。60歳を過ぎているというものの話しっぷりは若々しく、まだまだ長距離もこなせそうな現役ドライバーの印象。若年労働力の確保に苦心する現在のトラック運送業界だが、その一方で最前線を担うベテランドライバーの囲い込みにも頭を痛める状況にある。辞めようとする従業員を思いとどまらせることは難しいが、少しでも定着率を高めようと工夫を凝らす経営者らの姿も増えている。


     精密機器をメーンに扱う広島市のトラック事業者はかねて、「辞めるのは仕方がないが、それまでにウチの技術を盗むくらいの気持ちで頑張れ」とドライバーに話している。しかし、「これまでに辞めた例はほとんどない」というから不思議な話かもしれない。毎月の安全会議で「ドライバーの定年は、あってないようなもの。そう考えるとスゴイ仕事だと思わないか」と諭すらしい。年金財政の悪化などによって今年4月2日以降に56歳を迎える人たちは、自身が65歳になるまで年金は一切受け取れないのが実情。「とにかく健康でいれば、少なくとも65歳まで収入が得られる職業」がドライバーの魅力の一つであり、「スキルを高めることで、どこもが欲しがる人材になれる」というのが社長の考え方だ。「スキルを高めて転職されたのでは会社にとって納得できないが、ドライバーにとっては大きなプラス材料。『オマエが辞めるまで精いっぱい育ててやる』…そう開き直って接してみると、これが意外に辞めないもの」と話す。

    (詳しい内容は、物流ウィークリー1月30日号に掲載しております)

     
     
     
     
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