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運送会社
ジェイエヌ 洗車機導入、大型も丸洗い「労働の緩和に」
2020年12月18日
食品配送が主力のジェイエヌ(十倉貫社長、兵庫県丹波市)はこのほど、「労働の緩和に」と大型も丸ごと洗える洗車機を導入した。トラック1台にかかる洗車時間が月間で約30時間削減できる計算で、乗務員の負担を軽減しながら食品物流に欠かせない車両の美化も維持できるとしている。
洗車機は、本社近くの同社「西日本物流センター」内の敷地に先月、1500万円を投じて設置した。
1回にかかる洗車時間は従来の1~2時間から、一気に10分へと短縮された。乗務員は、会社から支給される月5000円分の洗車チケットを使い、水洗い200円、シャンプー500円などと決められたメニューから随時選択し、トラックの美観を保てるように洗車機を稼動させる。
働き方改革への取り組みが求められるなか十倉社長は、「乗務員、従業員のライフスタイルに合った働き方を5年前から順次導入している」と話す。親の介護時間が必要な従業員なども働きやすいようにと、「午前中のみ」「火・木・土のみ」といった勤務希望にも積極的に応じている。
また同社長は、「配送エリアによっては作業量・時間にバラツキが生じる。自主性や管理に加え、チーム力が発揮できる協力体制作りも大切」と話し、「評価手当」なども導入した社内の活性化を目指す。
◎関連リンク→ 株式会社ジェイエヌ
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