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物流ニュース
SAでドライバー求人
2012年4月20日
慢性的な人手不足が続くトラック業界。求人誌にはドライバーの募集広告が数多く並んでいるが、掲載しても「反応がほとんどない」といった声が多く聞かれる。そんな中、高速道路のサービスエリア(SA)で他社ドライバーにチラシを渡す、という新手の求人活動をするトラック事業者がいる。
愛知県のドライバーが、関西地方の高速道路のSA施設内で食事をしてトラックに戻ったところ、ワイパーに角2サイズの封筒が挟まれていた。封筒には、会社名と電話番号が印刷されており、中身を開けると「突然のお手紙、申し訳ありません」の文言に続き、新しい人材を求めていると記載。さらにもう一枚、求人広告のコピーが入っていた。
ドライバーは処理に困り、周囲を見渡したところ、封筒と同じ会社名の大型トラックが停まっているのを見つけた。「このトラックの運転者が封筒を持ってきたに違いない」と考え、同じようにワイパーに挟んで返そうとした。するとそこには、既に5、6枚の封筒が挟まれていた。
受け取ったドライバーによると、求人をしていのは大阪府内の会社で、勤務地は東海地方だった。「ドライバーに成功報酬を渡す約束をして、勤務地に近いナンバープレートのトラックに封筒を渡すよう指示していたのでは」。ドライバーはこのように分析する。この記事へのコメント
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