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物流ニュース
TAKAIDOクールフロー 日頃から物流品質を高めておくことが重要
2022年6月6日
3温度帯輸配送を行っているTAKAIDOクールフロー(飯田勇一社長、東京都杉並区)では現在、本格的な運賃交渉の前に荷主企業に対して燃料サーチャージの交渉を行っている。
燃料サーチャージについての交渉は、3月の中旬くらいから打診しており、最初に打診した荷主企業10社中、入り口から全く話を聞いてくれず駄目だったのは1社だけだった。
残りの9社は、提出したデータと違う切り口のデータを求められたり、サーチャージの検討はしているのでもう少し待ってくれというところなど、一応話は聞いてくれたので交渉に進むことができた。
飯田社長は交渉で大切なポイントについて、「行きつくところは品質。TAKAIDOクールフローでなければ代わりが効かないと思ってもらえるように日ごろから品質を高めていることが重要で、当社では高井戸大学などで人材の育成などに取り組んでいる」とした。
また、荷主企業側も会社として担当者にできる限り運賃を上げさせないようにしていることが考えられるため、交渉相手の担当者にとってどういうメリットがあるかということも交渉には重要なので、その準備もしっかりと行わなければならない。
サーチャージの交渉の後は、労働時間に対する運賃の値上げ交渉を行わなければならない。サーチャージの交渉は入り口で、労働コスト時短についての交渉はこれからで、労働コストの問題は全く別物である。
「最後には必要運賃をもらわなければ運べませんということになる」としながらも、「トラックが集まらなければ困るのは荷主なので、日ごろから代替えが効かないように、会社のサービス品質を高めておかなければならない」とした。
◎関連リンク→ TAKAIDOクールフロー株式会社
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