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    運賃交渉「押してダメなら引いてみた」 燃料サーチャージの請求へ

    2024年5月7日New!!

     
     
     

    燃料高騰で、「これまでの運賃では採算が取れない」という悲痛な声が響いている。和歌山県海南市の運送事業者は、「運賃は軽油がリッター70円台の頃とほとんど変わっていない。現行のリッター125円の燃料価格では、当然、採算がとれない」と嘆く。

    同社は毎月のように赤字を計上しており、「2024年問題」に対応できない状況。「これまでは時間外労働でドライバーの給与を維持してきたが、今後、同じような賃金が支払えるのか不安」と打ち明ける。

    同社社長は、「運送業界特有の多重下請け構造がネックとなり、運賃値上げができていない」とした上で、「軽油引取税を全廃し、一時的にでもこの危機的状況を乗り越えることを政府に考えてもらった方が、各社とも経営が成り立つのではないか」と語る。

    和歌山市の運送事業者は、「過去に一度だけ運賃を5%上げてもらったが、それ以降は応じてもらえていない」とした上で、「燃料に対するサーチャージ料については、荷主からの理解も得やすい」と説明。「運賃は一度上げると下げるのが難しいため、荷主としてはなるべく値上げに応じたくないのだろう」とし、「燃料サーチャージは、燃料価格の上下に応じて支払うものなので、運賃値上げに比べるとスムーズに対応してもらえる」と分析する。

    運賃値上げに応じてもらえない荷主には、燃料サーチャージの負担を求めていくことも生き残り策の一つかもしれない。

     
     
     
     

    この記事へのコメント

     
    1. 匿名 says:

      応じて貰えないところからは手をひく事を伝えた方が良いと思います。取引できないと言い同じ価格を求める、そんな会社は世界情勢で色んな物が価格が上昇し困ってるんです。とかなんとか言って相手に交渉し莫大な利益を上げています。その利益はなぜ生まれたのか。物流の方々のお陰と思うのですが、そんな会社は来年も同じことをいい、物流会社を潰してしまうことなど考えてもいないでしょう。国が最低賃金を決め、物流従事者の労働時間を決め、作業内容一つ一つにもそれぞれの最低手当てを決め、従事者の賃金が上がるよう国が定めなければいけない。しかしながらそうすると物価は高騰する。物が売れなくなる。歯痒い。でも手を切る覚悟は大事だと思います。

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      • 匿名 says:

        富山県の運送屋は早くアルミサッシ製造企業との取引をやめるべきです。運賃激安、付帯作業有り、長時間待機有り、無駄な荷役作業有り。ですから。
        全国的に見て低水準な運賃で自社の社員には信じられないくらいの高待遇はふざけています。

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        • 名無し says:

          挙げ句の果て 製品が完成してないから
          待ってとか何も考えてないし、表向きには素晴らしい物流対策とか書かれてるけど、実際には物流業者を馬鹿にして、下に見てる会社ありますよね。

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        • 匿名 says:

          世の中そんなに甘くない

    2. 匿名 says:

      採算の取れる運賃を頂くのに、お願いとか応じてもらえないなんて言っている会社は、早く廃業して下さい。
      適正な運賃を提示する、今後も取引するかは荷主が決める。普通の市場原理。適正価格に見合う品質の向上は必要だと思う。
      安値で引き受ける運送会社に明日はない。

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    3. 匿名 says:

      団塊、バブル経営陣に警告する。
      氷河期世代を原資にした、奴隷ビジネスは終焉したとここに宣言する。

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      • ご意見番 says:

        先人に対するリスペクトを感じませんね。
        現代の日本国の繁栄を作り上げたのが、団塊およびバブル世代です。
        その蓄財に吸い付いている寄生虫だという自覚を持っていただきたい。

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        • 匿名 says:

          その頃から言われていた少子化対策してなかったせいで今は国の借金がめちゃくちゃ膨れ上がってるけどな。
          そもそも高度成長のきっかけは朝鮮戦争だし、団塊世代が何かしたんじゃなくて単に人数が多くて働き手が多かったこと(今でいう中国みたいな状態)に由来するものだよ。

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    4. 配車係 says:

      なぜ強気にでないのか不思議。運んで下さい→良いですよ→ただこれだけはかかります→なら結構です→いやそれでやりますわ。になるんだ?
      受ける側にも問題はあるだろ。

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      • 上場荷主様 says:

        何でカネもらう側が強気になるんですか?
        資本主義では、払う側が絶対優位です。
        契約した以上、運べと言われたら、何が何でも運べ。
        天候が〜人手が〜物価が〜、言い訳ステレオか?

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        • 匿名 says:

          お前もバカ。
          ご意見番と同じ脳ミソ!
          今後は荷主優位なんて言葉、口が裂けても言えない状態になるぞ。物を運ぶ自体にそれなりのコストは覚悟するんだな。
          嫌なら自社で輸送する方法を考えるこった。
          もう物流崩壊が置き始めてるのにまだそんなアホな見解をもつ人間がいるとは、情けない。

    5. 匿名 says:

      運賃交渉は年に一回必ず、管轄する陸運事務局に申し出て、陸運事務局はそれを10年間保管しなければならないと義務にする事で、運賃改定が当たり前になると思う。

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    6. まさ says:

      もう荷主が運送屋を選ぶ時代は終わりましたよ。少しずつだが運賃は上がってきてます。運送屋が荷主を選ぶ時代がまた来たとこで強気に提示してしっかり運賃貰うか交渉決裂したらその荷主は切り捨てる。
      運ぶものなんかいくらでもありますからね。
      そんな、高い運賃出せないよ、高速代なんて無理だよ。言われたらじゃ、自分らでトラック買って運ぶか他使えば良いよ。手を引きますから。で良いと思います。そこまでしないと会社、社員、家族守れないですからね。

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      • 上場荷主様 says:

        終わってませんな。
        フリーのライターどもが、運送業の味方すると金になるからそう騒いでるだけ。
        実際に交渉決裂で手を引く会社は、ほんの一握り。それも次の期でまた営業かけてきよる。前と同じ条件で良いですからぁ~って半泣きで。
        チミたちは馬車の馬やで。替えなんてなんぼでもおるわい。

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    7. 営業マン says:

      他の記事でもコメントしたけど、運賃が低いからドライバーの給料を減らすって発想が頭悪い。
      自分達で運送業界を衰退させてるって事に気付いていない。
      規制緩和も営業力のある人間ばかりが起業してれば運送業も景気が良くなっていたでしょう。
      しかし実際に起業したのは営業力が無く、安い運賃で仕事を取り、安い給料でドライバーを働かせるという馬鹿な人間ばかり。
      多重下請けも規制したところで意味が無い。
      規制して選ばれるのは大手ばかりだろう。いつ潰れるかわからない零細に仕事は任せるわけがない。
      自分の会社が荷主から選ばれると思ってるならかなりおめでたい人間だ。

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    8. 匿名 says:

      うちは燃料高騰分を運転手の売上から引くという画期的な手法を実行している笑
      売り上げの高い運転手は燃料消費も多めなもんだから頑張るほどに高額徴収されてのほほんと仕事してる人より給与下がってる

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    9. 元重トレ運転手 says:

      運賃は一度上げると下げるのは難しいとあるが、逆でしょう。
      規制緩和で新規参入を容易にし過当競争、荷の奪い合いの結果、運賃値下げに拍車がかかった。
      長時間労働の規制強化、燃料費高騰と運賃値上げの正当な理由があるにも関わらず理解してもらえない。
      多重下請け構造も問題ではあるが、一番の問題は社会全体が輸送業務全般(運転手も含め)を軽視している事にあると思っている。

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    10. 匿名 says:

      安運賃で他社の運賃交渉の足を引っ張ったり、後先考えず丼勘定で仕事を受けたり、水屋の養分でしかない時代に合わない会社には解散頂かないと無理だと思うなあ

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    11. 匿名 says:

      下げるのは簡単。
      上げるのは苦労が多い。

      上げる為に運送業として、何を今まで荷主とドライバーに提供したのかを今一度振り返るべき。
      企業として「押し付けと自分さえ良ければ全てよし」の精神しかなかったと断言する。

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      • 匿名 says:

        いかに運送業の社長が幼稚だってことですね。
        社員の生活なんか知らんよ~って無責任な社長ばかり。
        小さいころから面倒な事から逃げてきたんでしょう。
        こういう人種を減らすには道徳教育を増やし、不良漫画を規制しないかぎりゴキブリのように増える。
        あと暴走族やってました〜ていってるコメディアンも排除すべき。

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        • 匿名 says:

          これは労働者にもそっくりそのまま同じこと言えると思うけどなあ。
          自分の生活が大事なら不満に思うだけじゃなくてちゃんと言わないといけない。それが面倒だとしてもね。
          道徳教育じゃなくて、お互いが民主的な話し合いのやり方を学んでいないのがいけないと思う。今の高校は生徒の意見を反映させる試みが少しずつ起き始めてるけど、まだまだ決められた枠に生徒がはまるかどうかの場所でしかない(だから少子化なのに不登校は過去最高になってる。片方だけじゃなくてお互いが歩み寄らないと何にもならない)。不良は権力者に楯突いたり、不満を口にするだけ何かを変える力になるからまだ良い。

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    12. 南国の運び屋 says:

      私は小さな台数も少ない運送業を営んでいます。
      私は独立した時(2,000年)
      は確かに運賃も安くドライバーが何かしらの付帯作業が当たり前の時代でした。そこで私は独立するにあたり、同業他社と同じ仕事では大手に勝ち目は無いと思い、とりあえず大手でも持っていないような車輌を新車で、しかも特注で買いました。独立して最初の頃は不景気の真っ只中で周囲からは『あいつは首くくる』とか契約していただいた給油所からも『あいつは大丈夫か?』と同業他社の人たちが言ってたよとか、私の従業員にも、ちゃんと給料貰えてるか?等々、散々な陰口を言われてらしいです。
      直接、私には言って来ませんでしたが…。
      その頃、大手の同業他社や中堅クラスの運送会社も、あまり通行許可申請をしていないという情報が入りました。
      そこで私は、更に特殊な車輌を購入し、中古車なら改造して構造変更で登録したりして、様々な通行不可を取得しました。周りからは年間に、たった数回しか輸送依頼が無い貨物に通行許可申請は採算性が無いから取得していない、という話しも実際に聞いたので、逆に私は、いつかは役に立つと思い、シングルトラクターヘッドしかない我が社ですが横幅が
      4m70cm、長さは18m
      高さが4m30cmと
      重さは24,400kg
      の県内では最大級の通行許可を取得しました。
      独立から数年の月日が経ち、色々な特殊構造物の輸送依頼が大手に来た時も通行許可が無い車輌では運搬させない、という荷主や元請けから言われている、という情報もあり、私の会社に輸送依頼があった時、運賃交渉をしました。最初は会社で決まった運賃しか払えないと、問答無用状態で突っぱねられましたが、僕が丁寧に輸送依頼を断ると数日後に担当者の上司と役員が訪ねて来ました。運賃交渉は決裂することなく仕事をこなすことが出来ました。
      また通行許可を同じように申請したら、幅広サイズに全長、共に今は簡単に許可が下りないと運輸局から却下されたそうです。
      長い話しになりましたが、運賃交渉には何かしら強みになる材料と先々の情報を先読みする能力が必要不可欠だと思います。
      あと、未だに名義貸しのモグリの業者が横行しています。その人たちが運賃交渉の妨げになっている原因でもあります。
      是非ともモグリの業者は排除していただきたいです。

    13. 現役トラッカー says:

      ウチの会社もとうとう運賃交渉(約2割アップ)を始めた。
      今月からドライバーの基本日額を500円上げて、社員の囲い込みを強化し始めたよ。
      運賃交渉で0円回答の会社からは速攻手を引くらしい。
      会社としての生き残りを賭けて本気で考え始めた証拠だな。
      不当に低価格で仕事を受ける運送会社にも罰則を強化して、日本中の運送会社がちゃんと適正価格で運賃をもらえる様に、国主導で厳しくやってもらいたい。
      物流を崩壊させない唯一の方法はそれしかないのだよ。
      若い人達がこの仕事に興味を持ってもらうには、やはりお金が一番のキモなんだから。
      荷主優先なんて寝言は寝て言え!
      もう簡単にトラックを捕まえられると勘違いしてる荷主、潰れて結構。
      適正なサービスは適正な価格を払ってからです!
      当たり前の話し!
      ただの聞きかじりだけで文句言ってるバカなヤツ、よく聞け。
      もう需要と供給のバランスが極端に悪くなり、需要に追いつかないくらいになり始めてるんだ。現役だから分かる。
      コッチは客なんだよ!ってな時代じゃないんだよ。
      平気で「その依頼は無理です」って言える状況下にもはやなってきてんだよ。分かれよ!
      いねぇーんだよ、ドライバーの数が。
      肌身で感じなきゃ分からんか?
      もう前みたいに、小さい運送会社がウジ虫みたいに湧いてくる事もない!
      体力が無い運送会社と荷主はしょうが無いが消えていくやろう。
      でも、物流の崩壊や停滞はさせちゃならんのだ。
      だからこの際にちゃんとした業界にする為にも、適正運賃、適正価格を荷主側に受け入れてもらうしか方法はない。

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