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物流ニュース
鴻池運輸 仙台センターが完成、4温度帯に対応
2013年3月19日
鴻池運輸は4日、宮城県黒川郡にBCP(事業継続計画)対応型の「仙台食品流通センター」が完成し、竣工式を実施した。
4温度帯対応の物流センターで24時間、365日対応。食品や食品原料の保管業務、冷凍や冷蔵食品の仕分け、配送や食品工場への食品原料の配送管理業務、流通加工業務などを行う。敷地面積は約1万4000平方m、倉庫面積は約1万2000平方mで鉄骨3階建て。収納力は8500パレット。
監視カメラや入退室管理システムにより、フードディフェンス体制とギフト・アソート・通販業務に最適な独立した流通加工スペースを確保。自社システムによる日付管理とトレーサビリティー機能に加え、ハンディターミナルとバーコードを利用したロケーション管理を実施する。
同社は、東日本大震災で仙台空港近郊にあったコウノイケ・クール・ロジスティクス東北が、津波により拠点倉庫が喪失するなど、東北におけるグループ各拠点が被害を受けた。そのため、東北でのグループの定温物流ネットワーク2拠点の倉庫業務を集約し、東北地区の基幹センターとしての役割を持たせる今回のセンターを竣工した。
◎関連リンク→ 鴻池運輸株式会社この記事へのコメント
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