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物流ニュース
運転の基本を再認識 カーブ途中の減速で荷崩れ
2013年7月5日
関西のある運送会社社長は、運転者がスピードをそんなに出していないのに、荷崩れが発生することに疑問を抱いていた。しかし先日、トラックに横乗りをして原因がわかった。カーブを曲がるときの運転操作で荷崩れを引き起こしていたという。運転者はカーブを曲がっている最中にも関わらず、クラッチを切ってはシフトダウンを行い、ブレーキをかけまくっていたのであった。
同社長は「自動車教習所で習うが、カーブの運転の基本は『スロー・イン・ファーストアウト』である。カーブにさしかかる手前の直線道路で十分に減速をして、カーブの途中からゆっくりとアクセルを踏み込んでカーブを抜けていく。この運転方法ならどちらにも荷重がかからず、車も安定する。カーブ途中の減速では、トレーラの場合では荷物が崩れ、大事故につながる」と訴える。
「カーブ途中の運転操作は特に若い運転者に多い。運転に変な癖がついてしまっている。お客さんの商品をそのままの姿で運ぶのが我々の仕事」。社長は運転の基本の重要性を改めて再確認していた様子であった。この記事へのコメント
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