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物流ニュース
ロジスティード 輸送効率化推進の実証実験が終了、効果を公表
2024年6月30日
ロジスティード(中谷康夫社長、東京都中央区)では、大和ハウス工業とイオングローバルSCM、花王、豊田自動織機とともに、経済産業省資源エネルギー庁公募事業である「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業」において、荷役効率化・物流効率化・省エネ化に取り組む共同事業を進めてきたが、このほど同実証事業の実施期間が終了したことを公表した。
同事業では、サプライチェーンの結節点である物流センターの〝入荷〟と〝出荷〟に着目し、自動運転フォークリフト等の効率化機器を用いた物流施設の〝入荷〟と〝出荷〟の自動化・効率化、サプライチェーン全体の効率化を実現するための事業者間共通システム構築とデータ連携、トラックの待ち時間の短縮による効率化とエネルギー削減の取り組みを行い、サプライチェーン全体の効率化とエネルギー消費量の変化を検証した。
その結果、発着地点におけるドライバーの待機時間を半分以下に削減、輸配送業務全体におけるドライバーの業務時間は平均34.5%削減、輸配送におけるエネルギー消費量(CO2排出量換算)が約6%削減できたという。
同社では、「本事業を通じて得られた知見や課題を生かし、物流の2024年問題に伴う輸送力不足や、少子高齢化に伴う労働力不足を解決する効率化機器や共通システム実用化に向け、引き続き取り組んでいく」としている。
◎関連リンク→ ロジスティード株式会社
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