特殊トランクルームの収納館やマンション向けリフォーム部材の加工
・搬入など、ユニークな事業を数々展開する物流企業、
サンキューコーポレーションは、意欲のある社員を多数擁しています。
しかし、社長の秋山悟氏に訊くと、意外にも「社員教育は、特に
やっていない」とおっしゃいます。
曰く、「責任と権限を明確化し、委譲することによって、自立して
もらう。そうすれば、モチベーションはどんどん上がってくる」。
同社には、社員が自身の長所とアイデアを活かし、新たなことに挑戦
していく風土ができあがっています。
言いだしっぺが、担当になるのだそうです。
船井総研創業者の船井幸雄は、仕事の効率について、「１：１．６：
１．６の２乗の法則」というルールを説きました。
これは、命じられた仕事をただしただけのときの効率を１とすると、
その仕事の意味を解かって行なったときの効率はその１．６倍、その
仕事の企画段階から関わった場合の効率は１．６の２乗倍になると
いうルールです。
サンキューコーポレーションの場合は、やる気、効率が、１．６の
２乗倍になっているのです。