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ブログ・橋本 直行
【目標達成率の向上手法】
2009年7月20日
人の集まりが悪く、朝礼や会議などが、開始予定時刻にきっかり
始められない組織は、目標を達成できる確率が低いと言って
よいでしょう。
もちろん、個人についても同じことが言えます。
そういう人や組織は、約束を守る意識が希薄ですから、目標達成の
ために、ギリギリまで力を尽くすことができません。
外部要因に、達成できるかどうかが左右されてしまうのです。
ですから、組織に目標達成のクセを付けるためには、日常的な約束
(ルール)を、何としても守らせるように仕向けなければなりません。
集合時刻や資料等の提出締切期日をはじめとした、全てのルールに
ついてです。
例えば、「事故で電車が遅れたため、遅刻しました」と部下が言って
きた場合、簡単にスルーしてはなりません。
全ての事態を想定し、何が起こっても遅れないように、余裕を持って
家を出るべきだということを教える必要があります。
多くの「不測の事態」は、考える機会を持っていないから「不測」な
だけで、少し考えれば「予測の事態」になり得ます。
どれだけのイレギュラー事項を、レギュラー事項として想定して
おけるかが、目標達成率を上げるためのポイントなのです。
また、不幸にして不測の事態に陥ってしまったとしても、あらゆる
手段を検討し、行使して、乗り切ろうとしたかということです。
一見関係のない日々のクセ付けが、自身の目標の達成につながって
いることを理解させ、活き活きアグレッシブに動く人や組織を創って
いただきたいと思います。この記事へのコメント
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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