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ブログ・橋本 直行
【なぜそんなに働くのか?】
2010年7月4日
船井総研創業者の船井幸雄は、著書の中で、昨今の大手総合スーパー
凋落の真因を、「社員全般が、昔のようにガムシャラに働かなくなったからだ」と
指摘しています。
船井幸雄曰く、「土日に働いたから代休が欲しいというような社員は、
だいたいダメ人間のようだ」、「週休2日が当たり前のような社会を
つくった政治家、役人が、人間の本質を見失った」。
仕事ほど、効率的に学び、自らの人間性と人間力を向上させ、
成長させる手段は、他にありません。
人の役に立ち、自らを成長させる、すばらしい体験です。
つまり、人間の本質とは、「一生学び続け、働き続け、成長していく中で、
自らの長所を発見し、その長所をもって社会に貢献する使命を
負っている」(船井幸雄)ということです。
そうとらえれば、楽しくて仕方がなくなります。
たまに、私も「なぜそんなに働くのですか?」と訊かれることがあります。
その質問への回答は、もちろん「これより楽しいことはないと思うから」です。
なお、最近体調を崩し、満足に働けない期間を過ごした船井幸雄は、
「働くことは、『義務』ではなく『権利』だ」と述べています。
真理を突く、すばらしい言葉だと思いました。
◆船井幸雄「30才より若い人たちへ77才の青年から」
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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