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ブログ・橋本 直行
【撤退ルール】
2011年11月3日
企業が、新たな取り組みを成功させるためのコツのひとつに、撤退
ルールをあらかじめ決めておくというものがあります。
いわゆる「デッドライン」です。
トリンプ・インターナショナル・ジャパンでは、月に1度、「閉店
会議」が開かれるそうです。
開店後、売上の数値目標だけではなく、デッドラインも定めておき、
それに達しないときには閉店するという撤退ルールがあるのです。
ルールに従って、粛々と会議内で撤退が決まっていきます。
同社元社長の吉越浩一郎氏は、撤退のルールを決めておくことに
よって、以下のようなメリットがあったと述べています。
・ずるずる営業を続けて傷口を広げることがない
・厳しい店舗ほど現場が必死になって、販売努力をするようになる
新規事業開発、新規出店・拠点開発などの推進時には、ぜひとも
撤退ルールを決めておいていただきたいと思います。
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筆者紹介
橋本 直行
船井総研ロジ株式会社 取締役執行役員 事業部長
1972年生。兵庫県尼崎市出身。関西学院大学法学部卒業。物流企業の業績アップ専門コンサルタント。特に、問い合わせを激増させるホームページの企画や受注率を上げる企画提案書の制作のノウハウは、社内トップクラス。 繁盛物流企業を創るための経営研究会「FUNAIロジスティクスソサエティ」主宰。 -
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