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敬遠される青果物 農作物輸送の現状
2017年4月11日
「農作物の物流は今後、立ち行かなくなる可能性がある」。これは農水省や経産省、国交省が中心となってまとめられた「農産品物流対策関係省庁連絡会議」の農産品物流の改善・効率化に向けて提示されたものだ。農産品物流は「生産量が天候に左右される」「腐敗しやすい」「手積み・手下ろしが負担」ということもあって、トラックドライバーの確保が困難になると危惧されている。農作物輸送の現状がどうなっているのか、関係者に話を聞いた。
農林水産省によると、「九州など(東京から離れたところ)から困っているという話が出ている。『大手の運送会社が運んでくれなくなった。中小の運送会社しか運んでくれない』という声を聞くようになった」と説明。「実際に停滞するところまでは至っていないが、いままでにない条件がついたという報告も聞いている。農作物の種類によって差があるかどうかまでは把握していない」という。JA全農(東京都千代田区)では「広報レベルでは、そう言った話は聞いていない」という。しかし、JA宮崎経済連(宮崎市)では「農作物の輸送を敬遠する動きは、いまに始まったことではない。以前からある話」という。(詳しい内容は、物流ウィークリー4月10日号に掲載しております)
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